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『クリスマスキャロル』を観ました。 [観劇]

横浜のあかいくつ劇場でパントマイム劇『クリスマスキャロル』を観ました。



12月9日(土)2時の回です。

やまさわたけみつ先生が主人公スクルージでした。

いつものことですが、パントマイムは開幕後、少し辛抱の時間が必要ですね。

いきなり暗闇に入ると何も見えないように、言葉のない世界では人の心が見えないように感じます。

でも、しばらく暗闇に目を凝らしていると次第に目が慣れて来るように、辛抱して役者の動きに集中すれば、必ず人物の心が見えてきます。

むしろ、言葉によって濁っていた心が透明な驚きを持って観客の心に直接伝わるのです。

舞台で行われていることは、 本当のことではありません。しかしだからこそ、役者には心の芯から言葉を発することが求められます。単なるテクニックだけではなく、心の深いところまで人物の心を再現する能力が必要です。少なくとも私はそういう演技を目指して芝居に取り組んでいるつもりです。実際に出来ているかは別問題(笑)

パントマイムはセリフがない分、嘘がつけません。暗闇に目が慣れてくると、動きが見えることを通り越して、心が透けてみえるようになります。大げさですか?きっと体験した人しかわからないでしょうね。

やまさわ先生とMMTの公演には、私以上にパントマイムに目が慣れた強者が集まります。だから、すごく集中して舞台を観ているのが分かります。舞台と客席の一体感。これを体験できるのも、パントマイムにはまる理由なのかもしれません。
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