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拙作『白雨五人男女?』公演御礼 [戯曲]

2/23(土)
第31回千葉県文化芸術フォーラム
にて座・劇列車
拙作『白雨五人男女?』(しらさめごにんおとこおんなはてな)
を上演しました。
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会場は千葉県文化会館小ホール。
座・劇列車は4団体の発表のトリをつとめさせていただきました。

当日は朝のうちは少し雨が降りましたが、開場する頃は晴れていい天気になりました。

まずは式典にて千葉県芸術文化団体協議会の功労者お2人の表彰がありました。

その後、
千葉県三曲協会による「和の調べ」
日本舞踊協会による「日本舞踊公演」
流山市文化協会洋舞部によるJAZZDANCE「Roxies」と演目が続きました。

三曲協会は昭和24年発足。ということは来年は70周年。すごいですねえ。
日本舞踊協会も昭和35年設立だそうです。今年58周年ですね。すばらしい。
流山市文化協会洋舞部も今年38年という長い歴史を重ねていらっしゃいます。

どの公演も歴史と伝統に支えられ、さらに現代の観客にも親しみやすいように工夫されていました。日頃あまり馴染みのない世界に触れて、とても新鮮な感動を覚えました。

JAZZDANCEの公演では、最後にリズムに乗せた簡単なフリを観客も一緒になってやりました。会場が一気にヒートアップして楽しい時間でした。

3団体の重厚な公演の後で、まだ30周年に満たない座・劇列車の順番がやって来ました。会場はその前のパフォーマンスによってほどよく温まっていましたが、作品がどう迎えられるか心配でした。

ですが、それは杞憂であることがすぐに分かりました。お客様は冒頭から役者のセリフ一つ一つに反応してくれました。今回の芝居は一般的な芝居とは異なり、役者同士のやりとりがほとんどなく、お客様にかけるセリフばかりです。したがってお客様が反応してくれることで、舞台上と客席との垣根がとれて一体化することができるはずです。それは逆にいうと、お客様次第というリスクの多い作品だということです。今回のお客様は実にいい反応をしてくれました。中には役者の問いかけに答えてくれる方までいました。たくさん笑っていただきました。役者もノリノリで演じてくれました。

後半はゲイの男のカミングアウトや女子高校生の悩みなど、少し深刻な内容だったので反応は薄れました。ですが、お客様は真剣に役者のセリフを聞いていてくれました。

盛り上げていただいたお客様一人一人に感謝いたします。

作品自体は私が書いたものです。しかし芝居の成功は私だけの手柄ではありません。まずは私が書いたセリフを信じて演じてくれる役者が必要です。それを支えるスタッフが必要です。そして今回はお客様に助けられました。前もってお客様の心を耕してくれた3つの団体の力も必要でした。代表による前説もお客様を乗せてくれました。

今、私は自身が書いたやせっぽちな戯曲が、皆さんの想像力によって大きく豊かな世界を作り出したことに感動しています。西田先生がおっしゃった「いつも傑作というわけにはいかないよ」という言葉を胸にこれからも駄作を書き続ける勇気をいただきました。ありがとうございました。
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