So-net無料ブログ作成

夏の小芝居祭りを観てきました。 [観劇]

高校演劇部の夏の小芝居祭りを観てきました。
会場は千葉市南部青少年センターです。

20190804_093343.jpg

冬の小芝居祭りはすでに3回やってますが、夏は初めて。少しでも部員の発表機会が増えるようにと顧問の先生たちが頑張って運営しています。

冬の方は参加校が自由に演目を選んで上演していました。しかし、今回は10分ほどの短い作品2本を用意して参加校に送り、部員それぞれがやりたい演目と役を選んで台詞を入れてきます。そして会場での稽古で初めてどんなメンバーと組むかを知らされるという方式です。つまり、学校の枠をなくして役者をシャッフルして上演するのです。

私は2日目しか観ることが出来ませんでしたが、どの発表も短い稽古で作り上げたとは思えない完成度でした。同じ脚本でもキャストの個性や演技、何より演出の工夫によってこんなに
違いが出るんだなあと実感しました。ぜひ来年以降も続けてください。

トリは顧問の先生方の上演でした。今回は参加できる顧問が少なくて、OB、それに現役の部員にも助けて助けてもらいました。私も少しだけお手伝いしました。前日1日の稽古も、当日午前中のリハーサルもとても楽しかった。芝居作りはやっぱり楽しい。

参加した皆さんお疲れ様でした。
秋の大会に向けて頑張ってください。

nice!(1)  コメント(0) 

第1回四街道市民オペラ 「杉原千畝物語」を観てきました [観劇]

9月1日(土)に

第1回四街道市民オペラ
「杉原千畝物語」

を観て来ました。


IMG_20180902_0001_NEW.jpg

9月1日(土)15時からの回を観ました。1000人弱入るホールが満席でした。

杉原千畝役の内山伸吾さん、千畝の妻幸子役の大隈智佳子さんはとにかく素敵でした。プロのソリストの歌声に圧倒されました。

鴻巣バレエスタジオの皆さんのバレエはまるで美しい花のようでした。特に千畝と幸子が戦後40年後にイスラエル政府から「ヤド・バシュム賞」を授与されるシーンで二人の周囲を桜の精のように舞うシーンは素晴らしかった。6000人のユダヤ人を救ったにもかかわらず、日本政府から不当な扱いを受け不遇な年月を送っていた千畝と幸子がやっと正当な評価を受けたことを讃えるようでした。

市民の皆さんの心のこもった演技や歌にも感動しました。
オペラを市民が演じるというのはとても難しいことだと思います。半年の練習でここまでの作品に仕上げるには、皆さんの並々ならぬ情熱と努力があったことでしょう。

内容がよかったのは言うまでもありませんが、私なりに一言。
とにかく、人が何と言おうと自分が正しいと信じたことをする千畝の生き様に感銘を受けました。ユダヤ人にビザを発行すればドイツからどんな制裁を受けるか分からない。まさに命懸けの行為だったはずです。
頼みの日本政府はビザの発行はならぬと命じるばかりでした。千畝はその命令に背いてまでユダヤ人を救おうとしました。領事館を退去してホテルに移っても、腕がしびれ万年筆が折れても一日300枚のビザを書き続けたそうです。過酷な全体主義の時代に、こんな勇敢な日本人がいたことは同じ日本人として誇らしいことです。
それにしても、戦後の外務省が命令に背いたことで千畝を免官にしたのには驚きました。しかも、日本政府が正式に千畝とその家族に謝罪したのは2000年だそうです。こんな偉大な行いをした人のことを誰も認められなかったというのは、日本人としてとても恥ずかしいことでもあります。立場の違いや国と国との関係に関わらず、人の命を救うために尽くした人はどんな国、どんな時代でも讃えられるべきです。

これからは四街道市民のミュージカルとオペラを交互に上演するようです。今後も平和を愛する四街道市にふさわしい作品を観せてくれることでしょう。楽しみですね。

↓ 奥様の幸子さんが書いた千畝の話です。


杉原千畝物語―命のビザをありがとう (フォア文庫)

杉原千畝物語―命のビザをありがとう (フォア文庫)

  • 作者: 杉原 幸子
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2003/06/01
  • メディア: 新書



↓ 活字が苦手な方には漫画の伝記もありますよ。


杉原千畝 (コミック版世界の伝記)

杉原千畝 (コミック版世界の伝記)

  • 作者: 山田 せいこ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2015/07/17
  • メディア: 単行本



↓ ドラマ化もされています。


杉原千畝 スギハラチウネ Blu-ray通常版

杉原千畝 スギハラチウネ Blu-ray通常版

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

演劇ユニット夢桟敷公演の御案内 [観劇]

拙作『カリホルニアホテル』でお世話になった演劇ユニット夢桟敷の公演(2作品)の御案内です。

「吹きだまりの唄~ホウセンカ」
 作・演出 妹尾江身子

第30回池袋演劇祭参加作品

9月7日(金)~9日(日) 池袋アートスペースサンライズホール

「平成が終わろうとしている今、あえて昭和という時代にスポットをあてた作品を書いてみた。いや、書きたかったのだ。激動の時代にこの国の片隅で懸命に生きた人々を・・・」(チラシより)



朗読劇『貨幣』
 原作 太宰治 脚本・演出 渡邉嘉子

7月24日(火) シアターX(カイ)

新宿演劇祭で好評を得た舞台が選ばれて再演が決まったそうです。

「太宰治の短編小説を朗読劇に。女性に見立てた百円紙幣が人から人の手へとさすらう中で、時代と人の心を鮮やかに浮かび上がらせます。美しい音楽と心に沁みる日本の「ことば」に出会える感動の舞台にご期待ください!」(チラシより)



↓ 『貨幣』原作に興味のある方(Kindle版・青空文庫版)


貨幣

貨幣

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2012/09/27
  • メディア: Kindle版




貨幣 (青空文庫POD(大活字版))

貨幣 (青空文庫POD(大活字版))

  • 作者: 太宰 治
  • 出版社/メーカー: 青空文庫POD
  • 発売日: 2017/01/14
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)



↓ 『人間失格』や『走れメロス』だけが太宰じゃないんですねえ。面白いアンソロジーです。もちろん『貨幣』も収録。


奇想と微笑―太宰治傑作選 (光文社文庫)

奇想と微笑―太宰治傑作選 (光文社文庫)

  • 作者: 太宰 治
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 文庫



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

劇団膿月 第3回公演『嘘と本当と( )。』の御案内です。 [観劇]

小笠原るつ代さん企画・脚本・演出の芝居の御案内です。

1530114657813 (724x1024).jpg

1530114673096 (724x1024).jpg

劇団膿月(うづき)
第三回公演「嘘と本当と( )。」
企画・脚本・演出 小笠原るつ代
監修 鐘下辰男(桜美林大学准教授/演劇企画集団THE・ガジラ)

=============================

嘘か本当か、なんてわからないから
生きるのが苦しい
それならいっそ全部ウソでいいよ
どうせ、どうでもいいんだから

=============================

▽出演▽
菅原秋穂
橋本達
藤田寛天
柳田彩水
山口桃可
吉越友佳里
(五十音順)

◇公演期間◇
2018年7月29日(日)~8月3日 (金) 全6ステージ
全ステージ 19:00開演
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前

▽チケット料金▽
一般:1600円
学生:1100円
リピーター:500円
SNS割:100円引き
観劇はじめて割:0円
※当日券各回200円増し
※学生のお客様は当日受付にて学生証提示
※学生通貨ARTS使用可(1ARTS=1円)
ARTSとは…桜美林大学内の演劇施設内で施行されている芸術地域通貨です。

☆初めて割とは?☆
よりたくさんの方々に演劇を知っていただきたいという思いから、
劇場に足を運びやすくするために今回作った制度です。
演劇の舞台を初めて観劇する方に限り、観劇後アンケートにお答えいただく代わりに
初回の観劇は無料でご覧いただけます。
2回目からはリピーター料金でご案内させていただきます。
★ご予約の際は備考欄に【はじめて割】とご記入ください。

◇会場◇
桜美林大学徳望館小劇場(桜美林大学町田キャンパス内)
・JR横浜線「淵野辺」駅より無料学園バスにて約10分
・京王線/小田急線/多摩モノレール線「多摩センター」駅より無料学園バスにて約20分
・神奈中バス
「桜美林学園」下車、徒歩1分
※町田キャンパス内の案内図はリンク(https://www.obirin.ac.jp/access/machida/campus_map/index.html)をご参照ください。

▽チケット取り扱い▽
こちらのURLからご予約いただけます
https://www.quartet-online.net/ticket/uoek5v2?m=0ijghjf
      
◇メールでのご予約の場合◇
件名を「チケット予約」とし、
1.お名前
2.フリガナ
3.ご観劇日時
4.券種
5.枚数
6.ご連絡先メールアドレス
7.備考
を本文にご記入の上、【rutsuyo.koushiki@gmail.com】
こちらからの返信をもって、ご予約完了となります。

==============================
▼お問い合わせ▼
劇団膿月 制作部
MAIL rutsuyo.koushiki@gmail.com
Twitter @rutsu_3
=============================
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

劇団山本屋公演『風を切れ』の御案内 [観劇]

応援している女優、上村南美さんが出演する芝居です。

詳細はhttp://yamamotoya.tokyo/kazekire/

演劇企画ユニット 劇団山本屋 CUWT project vol.0

『風を切れ』

作・演出 :山本タク

劇場: ラゾーナ川崎プラザソル
〒212-8576 神奈川県川崎市幸区堀川町72−1
(JR川崎駅より徒歩5分)


*出演*

南出めぐみ 阿部大輝 山本鷹矢
岩佐祐樹 網代将悟 望月真富士
辛 彰慶 立花このみ 上村南美

原田ゆか 畑崎 円 北浦怜奈
小山本子 浦野和樹 関 千尋
斉藤瑞季 田中志奈 北條愛実
武田彩花 松井翔司 上山航平
齋藤拓海 播磨しげ 鈴木 諒
石田広樹 小笠原 暖

(子役)
渡邉結衣 長安彩愛


水野伽奈子 マルコ 斎藤真吾





日程:2018年7月4日(水)~ 7月8日(日)
7月4日(水)19時~
7月5日(木)19時~
7月6日(金)14時~/19時~
7月7日(土)13時~/18時~
7月8日(日)12時~/17時~
全8公演
(受付開始、開場は開演の30分前)
※上演時間二時間を予定


*チケット/全席自由席*
前売券:4,500円 当日券5,000円
学生割引チケット(高校生以下)前売券:3,800円
学生割引チケット(高校生以下)当日券4,300円
※未就学児童は入場出来ません。

ご予約:https://www.quartet-online.net/ticket/kazekire
(ご予約の際は備考欄に応援しているキャスト名をご記入下さい。)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

『続・カリホルニアホテル~恋のからさわぎ』を観てきました。 [観劇]

以前ブログで紹介した『続・カリホルニアホテル~恋のからさわぎ』(脚本・演出 妹尾江身子)を観てきました。劇団名は「MACイレブン」から「演劇ユニット夢桟敷」に変更になったそうです。

IMG_20180522_0002_NEW (724x1024).jpg



内容は昨年末に座・劇列車が上演した『人情喜劇 カリホルニアホテル』を下敷きにしているものの、演出の妹尾江身子さんが気に入ってくださった女詐欺師の2人組と登場人物たちの恋の行方を中心に書き直したものです。

面白かったのは女詐欺師たちを男性が演じているところ。男性の役者が女性を演じているのか、それとも男性が女性と偽っているのか、途中までわかりません。最後の方で実は男だったとあかされて、ああ、やっぱりねと納得しました。

詐欺師役だけでなく、どの役者さんも個性的で見応えがありました。また、ホテルでのショータイムという設定でゲストのシャンソン(金子惇子さん)を入れたのも工夫ですね。他の回にはパントマイムなどもあったとか。見たかったなあ。また、千秋楽ということで最後にクイン加藤さんの「相撲甚句」があり盛り上がりましたね。

ストーリーとしては最後に全員がカップルになって花火大会に出かけるというのが、とても温かで爽やかな空気を作っていました。勉強になりました。

「可愛いい子には旅をさせろ」と言いますが、可愛い台本を人に託すのこともまた、いい経験になりました。脚本担当の妹尾さん、キャスト・スタッフの皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。


敦盛おくり: 新・古着屋総兵衛 第十六巻

敦盛おくり: 新・古着屋総兵衛 第十六巻

  • 作者: 佐伯 泰英
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/05/29
  • メディア: 文庫








nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

パントマイム公演のお知らせ [観劇]

MMTとやまさわたけみつ先生のパントマイム公演のお知らせです。

以前紹介させていただいきましたが、新しいチラシが手に入りましたので、あらためて紹介いたします。

IMG_20180120_0002 (725x1024).jpg

IMG_20180120_0001 (725x1024).jpg

やまさわ先生のソロのマイムをこの機会にぜひ御覧になってください。マルセル・マルソー氏を最後に日本に呼んだのはやまさわ先生です。先生の弟子の末席にいた私も、たった3日間ですが、マルソー先生の薫陶を受けることがかないました。一生忘れられない素晴らしい体験でした。

この公演ではやまさわ先生がマルソー氏から特に許された演目も演じられるそうです。そのために、あらためてマルソー氏の演技を研究し、かなりの練習を積んだともうかがいました。

舞台に立つやまさわ先生の動きや表情を丹念に追ってゆくことができさえすれば、私たちは先生が演じる人物の心を実にはっきりと感じることができます。

最初はセリフがないことに少しばかり戸惑うかもしれませんが、きっとあなたもパントマイムの濃厚な世界に魅了されるはずです。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

『コインランドリーの天使』を観た。 [観劇]

板橋の「サブテレニアン」という小劇場で『コインランドリーの天使』という芝居を観た。大学生の劇団「劇団浅葱組」の第二回公演。作・演出は主宰の山野莉緒さん。

IMG_20180102_0001 (724x1024).jpg

↓ キャストの皆さん



勝手な感想を少し書いてみる。的外れな点があれば御容赦願いたい。

若い貧乏画家浅沼がコインランドリーで天使に出遭う。画家が「天使」と呟いた途端に暗転してオープニングのダンスシーン(?)洗濯物を投げ合うのが面白い。
それが終わると天使の羽は消えていて、レイと名乗る普通の女性がいるだけ。

作・演出の山野さんは、浅沼とレイのたどたどしいセリフのやり取りを丁寧に書き、演出する。パンフレットの挨拶にもあるが、コインランドリーでの人と人の関係は実にはかなく冷えている。その冷えた関係がほどけていく様子を、2人の短いセリフのやりとり、そして表情と息づかいを使って観客に見せていく。役者の表情がつぶさに見える小劇場ならではの演出だ。

浅沼は柳田という年の離れた男とホテルで関係を持っている。柳田は美大の教授で、浅沼をモデルに使ったり、彼の絵を売る仲介をすることでささやかな生活を支えてやっている。直接金銭の援助はしない、キスはしないという2人の間のルールにも山野さんの人間関係への考えが反映している。人と人との関係は自然に成り立つほど簡単ではない。そこには常にルールが必要であると。

山野さんの作品は徹底的に家族や人間関係にこだわっているのが特徴だ。彼女の鋭い観察眼で見切った人と人との関係を、まるで掌で包み込んで息を吹きかけるように慈しむ。こういう人間関係への疑問と期待はこれからも彼女の作品の大きなモチーフとなるだろう。

物語に話を戻そう。思うように絵を描けなくなっていた浅沼はレイを描きたいと願う。

そのレイの顔を描くシーンにも山野さんのこだわりが見られる。浅沼はレイの目を眉を耳を輪郭を1つ1つ讃えながら描いていく。とても美しいシーンだ。少しく官能的でもある。

初めて満足できる作品をものした浅沼は柳田と別れて独り立ちする決心をする。この別れのシーンもいい。柳田の虚勢が切ない。完成した絵をもう少し観たかった。山野さんは絵心もあると聞いている。どんな絵に仕上がったか気になる。

結末については言及しないことにする。再演もあるかもしれない。でも、最後のドーナッツには笑ったなあ。深刻なシーンをこうやって笑いでぼかすというセンスはなかなかまねできない。勉強になった。

場転の工夫、音楽の使い方なども実に丁寧に作り込んでいる。山野さんをはじめキャスト、スタッフの芝居作りへの真剣な取り組みのたまものだと思う。

今後、夏にまた公演を予定していると聞いている。今から次回作が楽しみだ。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

MMT公演の御案内 [観劇]

さて、今回の公演を見逃した皆さん。2月にもやまさわたけみつ先生とMMTの公演がありますよ。




神奈川県演劇博覧会

MMT PANTOMIME 出演

2/10(土 2時・5時

「タクシードライバー」(MMT)

2/11(日)3時・6時

やまさわたけみつ

会場:神奈川県立青少年センター多目的ホール

入場無料


やまさわ先生のソロも見られるそうです。公演の後で先生にお聞きしたのですが、最近またマルソーの作品を分析して、自作の参考にしているそうです。練習もかなりやっていらっしゃるとか。。70歳になられた先生も、まだまだ勉強なんですね。見習いたいと思います。

テクニックとおふざけだけで、中身のないパフォーマンスに食傷気味の貴方。一度MMTのパントマイムを御覧ください。はまりますよ、きっと。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

『クリスマスキャロル』を観ました。 [観劇]

横浜のあかいくつ劇場でパントマイム劇『クリスマスキャロル』を観ました。



12月9日(土)2時の回です。

やまさわたけみつ先生が主人公スクルージでした。

いつものことですが、パントマイムは開幕後、少し辛抱の時間が必要ですね。

いきなり暗闇に入ると何も見えないように、言葉のない世界では人の心が見えないように感じます。

でも、しばらく暗闇に目を凝らしていると次第に目が慣れて来るように、辛抱して役者の動きに集中すれば、必ず人物の心が見えてきます。

むしろ、言葉によって濁っていた心が透明な驚きを持って観客の心に直接伝わるのです。

舞台で行われていることは、 本当のことではありません。しかしだからこそ、役者には心の芯から言葉を発することが求められます。単なるテクニックだけではなく、心の深いところまで人物の心を再現する能力が必要です。少なくとも私はそういう演技を目指して芝居に取り組んでいるつもりです。実際に出来ているかは別問題(笑)

パントマイムはセリフがない分、嘘がつけません。暗闇に目が慣れてくると、動きが見えることを通り越して、心が透けてみえるようになります。大げさですか?きっと体験した人しかわからないでしょうね。

やまさわ先生とMMTの公演には、私以上にパントマイムに目が慣れた強者が集まります。だから、すごく集中して舞台を観ているのが分かります。舞台と客席の一体感。これを体験できるのも、パントマイムにはまる理由なのかもしれません。
nice!(0)  コメント(0)